導入条件

Squareのタッチ決済とは?スマホだけで始める方法と対応機種

Squareのスマホ決済でできることを、カード払いと電子マネーの違いから説明。対応機種、費用、リーダーを足す場面、営業前の準備を整理します。

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個人で仕事を受けていたときに決済サービスを使い、比べにくさに困った経験から、小さなお店向けのサービスを同じ基準で比べています。

スマホだけでカード決済を始めるには?対応機種と必要な準備。小さなお店の会計を描いたイラスト。
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  1. お客さまのカードを、店のスマホで読み取る
  2. 受けられるのは、タッチ対応のカード払い
  3. Squareのタッチ決済に対応するiPhone・Androidの条件
  4. 機器代が0円でも、売上に応じた手数料はかかる
  5. 差し込み式のカードや電子マネーも受け付けるなら、リーダーを追加する
  6. 開店前に通信を確認し、カードが使えないときの支払方法を決める

対応するスマホがあれば、カードを読み取る機器を買わずに、お客さまのカード払いを受け付けられます。 店のスマホにカードをかざしてもらう方法です。月に数回の出店や、荷物を少なくしたい小さなお店なら、まずこの方法で足りるかを考えると選びやすくなります。

この記事では、iPhoneとAndroidで使えるSquareを例に、スマホだけでできる会計、機器を足した方がよい場面、営業までの準備を説明します。手持ちの対応スマホを使う場合、追加の決済機器代は0円です。

お客さまのカードを、店のスマホで読み取る

使うのは、お店側のスマホです。お客さまには、そのスマホへカードをかざしてもらいます。スマホにSquare POSレジアプリを入れ、商品を選ぶか金額を入力します。

1 店が金額を入力

商品や施術の合計金額を入力します。

2 カードをかざす

お客さまに、店のスマホへカードをかざしてもらいます。

3 完了を確認

支払いの完了を確認し、希望があれば電子レシートを送ります。

専用リーダーとの接続や、そのリーダーの充電が要らないのが利点です。たとえば手作り品の出店で、普段持ち歩いている対応スマホを会計にも使えば、決済のためだけに機器を増やさずに済みます。

ただし、アプリを入れるだけでカード払いを受け付けられるわけではありません。Squareのアカウントを作り、店の情報と入金口座を登録し、カード決済の審査を受けます。手続きの流れはSquareの申込み準備にまとめています。

受けられるのは、タッチ対応のカード払い

カードを近づけるだけで払える機能を「タッチ決済」といいます。Squareでは、次のブランドのタッチ対応カードを受け付けられます。

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club
  • Discover

実際に使えるブランドは、店の審査結果でも確認します。

Apple Payなどに登録された対応クレジットカードも使えます。ただし、同じスマホに登録されていても、Suicaなどの電子マネーは使えません。スマホをかざす動作が同じでも、カード払いと電子マネー払いは別です。

お客さまが使いたいもの店のスマホだけで受けられる?
タッチ対応のクレジットカードSquareで承認されたブランドなら受け付け可能
Apple Payなどの対応クレジットカードタッチ決済で受け付け可能
差し込みが必要なカード読み取るカードリーダーが必要
Suicaなどの交通系IC、iD・QUICPayスマホのタッチ決済では受け付け不可。対応する決済機器が必要

PayPayなどのQRコード払いは、Square POSレジアプリの別の機能です。必要なQR決済の申込み・審査を済ませれば併用できますが、カードをかざす機能に含まれるわけではありません。

店頭には「カードのタッチ決済が使えます」と案内すると伝わりやすくなります。常連のお客さまがよく交通系ICを使う店なら、最初から対応リーダーを用意しておくと、その支払いも受け付けられます。

Squareのタッチ決済に対応するiPhone・Androidの条件

Squareのタッチ決済は、iPhoneでもAndroidでも利用できます。ただし、古い端末を含むすべてのスマホで使えるわけではありません。

店で使うスマホ最初に見るところ
iPhoneiPhone XS以降で、最新のiOSを使えること
AndroidAndroid 9以上・NFC対応に加え、Squareの対応条件を満たすこと

NFCは、近づけたカードを読み取るための機能です。Androidは同じ機種名でも販売地域などで対応が異なる場合があり、NFCが搭載されていても使えないことがあります。Square POSレジアプリの「設定 → ハードウェア」で、Tap to Payを有効にできるかまで確認します。

手持ちの機種とOSが対応しているかを照合し、AndroidではSquare公式の設定手順に沿ってTap to Payを使えるか確かめます。参照:Square「対応端末」(2026年9月12日確認)、Androidの設定手順。iPadで会計したい場合は、対応リーダーなどを組み合わせます。

カードをかざす位置も違います。iPhoneは画面上部のマーク、Androidは背面の読取位置が基本です。営業前に位置を把握しておくと、お客さまに何度もかざし直してもらう手間を減らせます。

機器代が0円でも、売上に応じた手数料はかかる

Squareの基本の決済サービスには、毎月決まった利用料がありません。その代わり、カード払いを受けるたびに、売上の一部を手数料として支払います。

対象となる小規模事業者の主要6ブランドの対面カード払いは2.5%。たとえば1万円の会計なら、手数料の目安は250円です。スマホだけで受け付けても、この仕組みは同じです。

2.5%は、事業全体の年間キャッシュレス決済額が3,000万円未満で、日本の中小企業に該当し、上場企業や企業グループと関連性がないなどの条件を満たす場合の料率です。対象外は3.25%〜などになります。QRコード決済など、別の支払方法には別の料率が適用されます。

費用手持ちの対応スマホで始める場合
追加の決済機器0円
基本の月額利用料0円
カードの決済手数料対象条件を満たす対面決済は2.5%
通信・スマホ本体自分の契約・購入費用。Squareの料金とは別

通常の売上振込も無料です。振込日は銀行によって異なります。年間でいくらになるか、リーダーを買う場合とどう違うかは、Squareの初年度費用で比較できます。

差し込み式のカードや電子マネーも受け付けるなら、リーダーを追加する

スマホだけの方法は、タッチ対応カード中心の店に合います。一方、「このカードは使えません」と案内する場面を減らしたい店は、小さな読取機器をつなぐ方法が候補です。

Square リーダーは4,980円(税込)。対応スマホと組み合わせて、カードを差し込む支払いや、申込み済みの対応電子マネーを受け付けられます。スマホだけで始めたあと、必要になってから同じSquareで機器を足すこともできます。

紙のレシートを毎回渡したい場合は、印刷できる機器も必要です。リーダー自体には印刷機能がないので、紙のレシートを出せる構成まで含めて選びます。

また、スタッフが別々の場所で同時に会計するなら、スマホ1台を使い回す運用では足りません。会計する人数と場所に合わせて、用意する端末の数を決めてください。

開店前に通信を確認し、カードが使えないときの支払方法を決める

スマホのタッチ決済にはインターネット接続が必要です。店にWi-Fiがなくてもスマホのモバイル回線を使えますが、会計する場所で電波が届くことが前提です。通信の選び方はWi-Fiがない店の決済準備で説明しています。

当日までに、次の順で確かめます。

  1. カードブランドの承認と、入金口座の認証が終わっているか見る
  2. アプリとOSを対応バージョンに更新し、タッチ決済を有効にする
  3. 商品・施術の価格を登録し、かざす位置と完了画面を把握する
  4. 電子レシートを希望されたときの送信方法を確認する
  5. タッチ非対応カードや通信不良の際に案内する別の支払方法を決める

カードや会計額によっては、署名などの本人確認や別の支払方法が必要になる場合があります。画面の案内に従い、決済が完了したことを確認してから商品を渡します。

対応スマホがあり、お客さまのカードもタッチ対応が中心なら、まずは機器を増やさずに準備できます。Squareへ店の情報と入金口座を登録し、受け付けたいカードブランドの審査を申し込みましょう。

参考資料・出典
  1. Square iPhoneのタッチ決済(確認日:2026年9月12日)
  2. Square Androidのタッチ決済(確認日:2026年9月12日)
  3. Square Androidの設定と対応条件(確認日:2026年9月12日)
  4. Square 対応端末(確認日:2026年9月12日)
  5. Square レシートの印刷・送信(確認日:2026年9月12日)
  6. Square 決済手数料と振込(確認日:2026年9月12日)
  7. Square 手数料の適用条件(確認日:2026年9月12日)