POSレジの選び方

Squareのスタッフ管理|権限・パスコードと料金の選び方

1店舗でスタッフに会計を任せたい方へ。Squareの操作範囲、共有・個人パスコード、アクセスプラスの料金、交代時の練習を導入前に整理します。

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個人で仕事を受けていたときに決済サービスを使い、比べにくさに困った経験から、小さなお店向けのサービスを同じ基準で比べています。

小さな文具店の店主が、スタッフにタブレットレジを見せながら会計の準備を説明するイラスト。
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  1. 会計係に任せる操作と、店主が判断する操作を分ける
  2. 操作範囲を共通にするか、役割ごとに分けるかでプランを選ぶ
  3. 共有パスコードと個人パスコードは、記録の残り方が違う
  4. 担当を交代し、返金を頼まれた場面まで練習する
  5. 登録前に、必要な操作と毎月の支出をメモする

スタッフに会計を任せるなら、通常の会計はスタッフ、返金や設定変更は店主など、できる操作を決めてからSquareを準備すると引き継ぎやすくなります。全員が同じ操作範囲で使う店は共通の設定から、担当ごとに操作や記録を分けたい店は有料機能も含めて選べます。

対象は、1店舗で店主が会計をしてきて、これからスタッフにもレジを任せたい店です。次の希望があるなら、端末を選ぶ前に操作の分け方を考えておきましょう。

  • 通常の会計は、店主が横にいなくても進めてほしい。
  • 返金や値引きを、誰が判断するか決めたい。
  • 担当者ごとの取引を振り返れるようにしたい。

会計係に任せる操作と、店主が判断する操作を分ける

Squareのアクセス権限は、スタッフが見られる情報と実行できる操作を決める設定です。最初は、営業中に必要な仕事を並べて、会計係と店主の担当を決めましょう。

操作店で決める担当の例
商品を選び、代金を受け取る会計係が行う
値引き・返金を行う店主が内容を確認して行う
商品の価格やスタッフの設定を変える店主が行う

これは担当を考えるための例です。使うSquareのプランと設定画面で、希望する操作を個別に分けられるかを確認します。店主と同じ広い権限を渡す前に、会計係が必要とする範囲を決めるのが先です。

小さな文具店の店主とスタッフ二人が、カウンターで会計と店主の確認が必要な仕事を話し合うイラスト。
普段の会計と、判断を求める場面を分けてから設定します。

返金を任せる範囲は、Squareでの返金と返品の扱いも参考に決められます。閉店時に現金を照合する担当は、小さな店のレジ締めで別に整理します。

操作範囲を共通にするか、役割ごとに分けるかでプランを選ぶ

すべてのSquareアカウントで、スタッフ用の操作範囲を一つ設定できます。会計係が全員同じ範囲で働き、返金などは店主が対応する店なら、まずこの設定が候補です。

レジ担当と責任者で違う操作を許可したい場合や、個別の取引を詳しく確認したい場合は、Square アクセスプラスが候補になります。

選び方料金と確認すること
スタッフ用の共通設定追加の月額料金なし。操作範囲は一つ
Square アクセスプラス月額3,000円/店舗。役割ごとの設定を数の制限なく作れる

アクセスプラスの料金はスタッフ1人あたりではなく、スタッフがいる有効な店舗ごとにかかります。1店舗の店でも、端末代・決済手数料とは別の支出です。申し込み時に、表示料金の税の扱いと課金開始日も確認します。

すでにSquareのシフトやリテールPOSなどの有料プランを使う店は、契約に含まれる権限機能を先に確かめます。必要な機能が契約に含まれていれば、同じ機能を追加で申し込まずに済みます。

共有パスコードと個人パスコードは、記録の残り方が違う

スタッフ全員が同じパスコードでレジを使う場合は、共通の操作範囲が適用されます。ただし、この共有パスコードでは、誰がどの販売や取引を担当したかを個別に確認できません。

担当者ごとに記録を残したい場合は、スタッフを登録し、個人パスコードを割り当てます。操作できる範囲を決める設定と、操作した人を区別するパスコードは別です。個人パスコードを付けるだけで、必要なレポートまで使えると考えず、契約プランの対象機能も確かめます。

任せる操作を決める

会計と、店主の確認が必要な仕事を分ける

スタッフとパスコードを設定する

操作範囲と、個人の記録が必要かを確認する

交代と例外対応を練習する

次の担当者のパスコードで入り直し、返金時の確認先を確かめる

店で決めた担当が、レジの操作と記録に反映されるかを試します。

担当を交代し、返金を頼まれた場面まで練習する

導入後は、まず店主がスタッフを登録し、操作範囲と共有POSレジへのアクセスを設定します。そのうえで、レジ側のパスコードを有効にして、実際の担当者が操作を確かめます。

練習は通常の会計だけで終えず、商品を間違えた場合、値引きを頼まれた場合、返金が必要になった場合も含めます。スタッフが操作できない場面で、誰に確認すればよいかが分かれば、営業中も次の行動を選べます。

文具店のスタッフがレジの担当を交代し、次の担当者がタブレットを操作する様子を店主が見守るイラスト。
担当者が交代したら、次の人の操作範囲で使えるかを確認します。

前の担当者のパスコードでレジを使い続けると、誰が操作したかを正しく記録できません。交代時にロックして次の担当者が入り直す流れと、一定時間操作しないときのパスコード設定を確認します。担当者ごとに取引を記録する店は、試した取引がその人の記録として見えるかもチェックします。

2店舗目を予定している場合は、店舗とスタッフの操作範囲を分ける準備で、所属店舗の設定も合わせて考えられます。

退職・異動と、パスコードを忘れたときの対応

退職したスタッフは、Square データのスタッフ編集から無効化します。無効化してもスタッフの情報は削除されません。別の店舗へ異動するときは、割り当てる店舗と、その店舗で許可する操作を見直します。

個人パスコードを忘れた場合は、管理者が対象スタッフの編集画面で確認・変更します。POSレジで使うパスコードと、Squareアカウントへログインするパスワードは別のものです。

登録前に、必要な操作と毎月の支出をメモする

新しくSquareを使う店は、次のメモを用意すると、端末とスタッフ機能を選びやすくなります。

  • 会計係が行う操作と、店主・責任者が行う操作。
  • 同じ操作範囲でよいか、役割ごとに分ける必要があるか。
  • 共有パスコードで足りるか、担当者ごとの取引を残したいか。
  • 必要なレポートが、選ぶプランで使えるか。
  • 有料機能の体験終了日、課金開始日、解約後に使える範囲。

アクセスプラスには30日間の無料体験があります。体験中に会計係と責任者で一通り操作し、毎月の支出に見合う形で、担当ごとの操作を分けられるか確かめます。

端末代と決済手数料を含む導入費用は、Squareの料金と初年度費用にまとめています。これから導入する店は、Squareの新規決済アカウントの登録・審査後に、選んだ端末とスタッフの設定を進められます。

参考資料・出典
  1. Square アクセスプラス(確認日:2026年10月21日)https://squareup.com/jp/ja/staff/advanced-access
  2. Squareヘルプ アクセス権限設定(確認日:2026年10月9日)https://squareup.com/help/jp/ja/article/5822-employee-permissions
  3. Squareヘルプ スタッフの追加と管理(確認日:2026年10月21日)https://squareup.com/help/jp/ja/article/8356-add-and-manage-team-members
  4. Squareヘルプ POSレジのパスコード(確認日:2026年10月21日)https://squareup.com/help/jp/ja/article/8357-require-passcodes-at-point-of-sale