POSレジの選び方

2店舗目のPOSレジはどうそろえる?商品・権限・月額の決め方

2店舗目を開くときのPOS設定を、共通の商品、店舗別の価格・在庫、スタッフ権限から整理。スマレジの契約単位と2店舗分の月額例を使い、追加前に決めることを確認します。

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個人で仕事を受けていたときに決済サービスを使い、比べにくさに困った経験から、小さなお店向けのサービスを同じ基準で比べています。

雑貨店主が二つの店舗を表す絵と共通商品リスト、汎用タブレット2台を見比べ、2店舗目のPOS構成を考える概念イラスト。
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  1. 共通の商品と、店舗別の設定を分ける
  2. 売上をまとめるだけか、物の移動まで処理するか
  3. スマレジは店舗別ではなく、契約ID単位でプランを決める
  4. 所属店舗と、できる操作を別々に決める
  5. Square・スマレジで店舗を追加する前の準備

2店舗目のPOSをそろえるときは、1店舗目の設定をそのままコピーする前に、共通にしたい情報と店ごとに変える情報を分けます。同じ商品を売っていても、価格・在庫・働く人まで同じとは限りません。

2店の売上をまとめて見るだけか、商品の移動や担当者の操作範囲まで管理するか。 必要な仕事が分かれば、契約全体のプランと月額を決めやすくなります。

基本POSと店舗別の売上・残数確認から始める店はSquareも候補になります。入荷・店間移動や担当者の権限まで含めて構成を固めたい店は、現在のプランと両店の作業をまとめてスマレジへ相談できます。

雑貨店の店主と店長が、商品と紙のメモを並べ、2店舗目で担当する作業を整理するイメージ。
2店舗目の開店前に、両店で共通にする商品と、店ごとに担当する作業を整理します。場面はイメージです。

共通の商品と、店舗別の設定を分ける

商品「マグ01」を両店で売る雑貨店を例にします。A店は1,500円、B店は開店期間中1,350円。在庫はA店12個、B店5個です。合計17個という数字だけでは、B店で6個をすぐに販売できるか分かりません。

共通にするものの例店舗別にするものの例
商品コード、商品名、基本となる価格取扱いの有無、店ごとの価格・適用期間
店主が見たい売上集計の基準売上が計上される店舗、レシートの店舗情報
役割ごとの運用ルール所属店舗、担当作業、閲覧・編集できる範囲
商品を識別する方法実際の在庫数、出庫・受領の担当

これは店の設定を整理するための表です。商品が同じでも、店舗別に決める項目を洗い出してから追加しましょう。

共通の商品:マグ01

同じ商品は、両店で共通の商品コードなどを使って管理する。

A店の設定

価格1,500円、在庫12個。A店の売上として見る。

B店の設定

開店期間中1,350円、在庫5個。B店の売上として見る。

説明用の雑貨店の例。共通の商品情報と、各店の価格・残数を分けます。

Squareには、商品を特定の店舗や販売チャネルへ割り当てる機能があります。スマレジでは、元の単価を残したまま店舗・期間別の価格を適用でき、設定後はアプリへ同期します。両店で取り扱う商品と、例外価格がある期間を先に決めましょう。

色・サイズ別に在庫を分ける店は、アパレルの在庫管理で商品単位を整理してから、店舗への割当てを考えられます。

売上をまとめるだけか、物の移動まで処理するか

2店で行いたい仕事を、次の三段階に分けます。店舗数だけを理由に、高度な在庫プランへ変える必要はありません。

店ごとの売上と残数を見る

店主が両店を一つの管理環境で確認する。

担当者と商品の扱いを分ける

店舗への割当て、例外価格、店長・レジ担当の作業範囲を決める。

入荷と店間移動を処理する

依頼・出庫・受領までつなげ、送り手と受け手を決める。

まず確認したい情報を決め、次に設定が必要な項目、商品の移動を記録する範囲を考えます。

基本POSと店舗別の売上・残数確認から始める店には、Squareの無料範囲も候補になります。スマレジで複数店舗をまとめるにはプレミアム以上、店舗間移動を処理するにはリテールビジネスの範囲を見ます。

会員ポイントや顧客情報も共通管理したい店は、会員機能の条件を別に確認します。二社の全体比較はスマレジとSquareの比較、スマレジのプランごとに使える機能の違いは無料・有料の選び方で確認できます。

スマレジは店舗別ではなく、契約ID単位でプランを決める

スマレジでは、同じ契約IDに属する店舗ごとに、別のプランを選ぶことはできません。「既存店はプレミアム、新店だけリテール」と足すのではなく、両店を含む契約の構成で月額を計算します。

一つの契約ID

両店をまとめる契約のプランを選ぶ。

既存のA店

新しい構成で、A店も同じプランに属する。

追加するB店

B店の設定を加え、2店舗分の基本月額を計算する。

同一契約IDに2店をまとめる構成。追加店だけの料金と、契約全体の増加額を分けます。

以下は税込の基本ソフト月額です。今の1店舗から、同一契約に2店舗目を加える三つの例で考えます。

追加する構成1店舗時2店舗時月の増加分
プレミアムのまま2店にする5,500円5,500円×2=11,000円5,500円
リテールビジネスのまま2店にする15,400円15,400円×2=30,800円15,400円
プレミアム1店からリテールビジネス2店へ5,500円15,400円×2=30,800円25,300円

プランを上げる場合は、既存店の変更分も含めた月額になります。新店だけでなく、2店分の総額を見積もりで確認します。

機器代、決済手数料、追加アプリ、設置や導入支援は別です。基本POSだけで足りるSquareの2店なら、月額0円から検討できます。両店で必要な操作を決めてから、その機能を使うための月額を比べます。

所属店舗と、できる操作を別々に決める

B店に所属する人が、B店の全設定を変えてよいとは限りません。店で決める役割の例として、見る店舗と担当作業を分けます。

担当者見る店舗先に決める作業範囲
店主A・B両店全体売上、共通商品・価格、契約構成
各店の店長自店。応援勤務なら必要な店締め・入荷、例外の価格変更、他店在庫の確認
レジ担当勤務する店通常の会計、返品時の承認を求める先、在庫を変更できる範囲
店主・店長・レジ担当について、見る店舗と担当作業を別々に整理した役割の例。
店で決める役割の例です。所属店舗と操作範囲を別に整理し、使う製品・プランで設定できるかを確かめます。

表を製品の機能一覧として受け取らず、自店で必要な役割を決めて設定範囲を確かめます。Squareは、スタッフに割り当てた店舗により、アクセスできる店舗データ等が決まります。操作ごとの権限セット数はプランで異なるため、店長とレジ担当をどう分けたいかも含めて選びます。

スマレジも役割・役職に応じた操作範囲を設定でき、プレミアムでユーザー権限機能を案内しています。「所属する店」と「行う操作」をそれぞれ決め、応援勤務の日も同じルールで使えるかを見ます。

Square・スマレジで店舗を追加する前の準備

2店舗目の設定は、次の順で進めます。既存店の契約と日々の営業も含めて確認します。

  1. 契約と店舗設定を確認する:スマレジは同一契約IDのプランを決め、追加する店の情報を用意します。
  2. 商品・価格・実在庫をそろえる:取り扱う商品を割り当て、店別価格と、営業開始時の実際の残数を確認します。
  3. スタッフの店舗と操作範囲を決める:所属店舗と、閲覧・編集できる権限を合わせます。
  4. 端末の店舗表示と決済設定を確かめる:B店用の端末がB店を表示するか、使う決済の契約・振込先が合っているかを見ます。
  5. 練習方法で一連の流れを確認する:事業者が案内する方法と架空の商品を使い、実決済を発生させず、両店の価格・残数・権限と、必要な出庫・受領を確かめます。

Squareでは店舗ごとに銀行口座を設定できます。POSの売上を店舗別に見ることと、売上金の振込先を設定することは別です。スマレジと組み合わせる決済も、そのサービスの入金条件で確認します。

既存店も含めて別のPOSへ移る場合は、スマレジへの乗り換え手順で、データ・機器・切替日を分けて準備できます。2店舗目の追加と、全店の移行は分けて進めます。

現在のプランと両店で売る商品、在庫を動かす仕事が分かれば、機器を含む構成を相談できます。スマレジの相談準備へ進み、既存店を含む月額と必要な機器を確認できます。

参考資料・出典
  1. Square 商品登録と店舗への割当(確認日:2026年10月8日)
  2. スマレジ 店舗・期間別の商品価格(確認日:2026年10月8日)
  3. スマレジ 複数店舗の設定ガイド(確認日:2026年10月8日)
  4. スマレジ 店舗数・プランの変更(確認日:2026年10月8日)
  5. Square スタッフの所属店舗(確認日:2026年10月8日)
  6. Square アクセス権限(確認日:2026年10月8日)
  7. スマレジ プレミアムの権限(確認日:2026年10月8日)
  8. スマレジ 料金(確認日:2026年10月7日)
  9. Square POSレジ(確認日:2026年10月7日)
  10. Square 複数店舗と振込口座(確認日:2026年10月21日)