サービス比較

SquareとSTORES 決済を比較|手数料・端末代・入金の違い

SquareとSTORES 決済を、機器、月額、ブランド別手数料、初年度総額、入金で比較。STORES 決済端末2と年間契約の条件も説明します。

アフィリエイトを利用しています。

個人で仕事を受けていたときに決済サービスを使い、比べにくさに困った経験から、小さなお店向けのサービスを同じ基準で比べています。

SquareとSTORES 決済を比較|小さなお店の機器・費用・入金で選ぶ。小さなお店の会計を描いたイラスト。
この記事の見出しを開く
  1. 手持ちのスマホを使うか、店専用の決済端末を用意するか
  2. SquareとSTORES 決済の手数料・月額料金を比較
  3. Visa・Mastercardの売上別に、初年度費用を比べる
  4. 売上が入る日は、仕入れや家賃の支払日と合わせて見る
  5. STORESのレジやネットショップも使うなら、在庫管理の手間まで比べる
  6. Squareが合うのは、今あるスマホで小さく始めたい店

手持ちのスマホを使い、少ない出費でカード払いを始めるならSquareが候補です。店用の端末を使いたい、STORESのレジやネットショップもまとめたい店は、STORES 決済を比較する価値があります。

Squareは、カードを読み取る小さな機器「Square リーダー」を4,980円(税込)で購入できます。STORESには、月額を払わず端末を買うプランと、月額を払って手数料を抑えるプランがあります。

まず機器の使い方と料金の仕組みを説明し、そのあとで売上別の年間費用を比べます。毎月いくらカード払いがあるかを当てはめると、自店ではどちらの負担が小さいか分かります。

カード売上がまだ読めず、手持ちの対応スマホで始めたい店はSquareから確認できます。STORESの年間契約を検討する店は、ブランド別の売上と、通年で使う予定があるかを確認し、以下の料金を比べましょう。

手持ちのスマホを使うか、店専用の決済端末を用意するか

Square リーダーは、対応するスマホやタブレットにつないで使う機器です。金額はスマホ側で入力し、お客さまにはリーダーへカードをかざすか、差し込んでもらいます。スマホをすでに持っている店は、新しくスマホを買わずに始められます。

Square公式写真。カウンターにiPadと白い小型リーダーが置かれ、お客さまがリーダーへカードをかざしている。
Square リーダーは、金額入力にスマホやタブレットを使います。写真はiPadと組み合わせた例です。引用:Square「Square リーダー」。https://squareup.com/jp/ja/hardware/reader2026年10月8日確認

タッチ対応カードだけでよければ、Squareの対応スマホで追加機器なしの決済も可能です。一方、差し込み払いや電子マネーも受けたい場合はリーダーを使います。

STORESの現行「決済端末2」は、Wi-Fiがあればスマホにつながず端末だけで決済できます。スマホ・タブレットのアプリと連携する使い方も選べるため、店主のスマホを会計に使い続けたくない店にも選択肢があります。

STORES 決済端末2はSIMカードでは通信できず、初期設定や更新にもWi-Fiが必要です。旧端末とは使い方が異なるので、中古品などを選ぶ場合も機種を区別してください。

紙レシートが必要なら、Squareはプリンター内蔵のターミナル、STORES 決済端末2は専用プリンタードックなどを含めて比較します。以下の試算は紙を印刷しない構成です。

SquareとSTORES 決済の手数料・月額料金を比較

費用は、機器をそろえるお金、毎月決まって払う利用料、売上から差し引かれる決済手数料の3つに分かれます。

Squareの基本の決済サービスとSTORESのフリーは、毎月の利用料が0円です。STORESのスタンダードは月額利用料がかかる代わりに、対象カードの手数料が下がり、レジやネットショップの有料機能も使えます。

プラン・構成機器と月額の費用
Square+リーダーリーダー4,980円を購入。基本の月額0円
STORES フリー端末27,720円を購入。月額0円
STORES スタンダード・年間契約月額3,300円/店舗。端末1台を無償貸出

機器代・月額は税込です。STORESの年間契約は、月払いなら3,300円を12か月、年一括払いなら39,600円です。月払いでも、契約期間は1年間です。

STORESスタンダードの年間契約は月額3,300円税込を12か月払い、端末1台を借りる。解約時に端末を返却。月単位の契約は月額3,960円税込と端末購入。
STORESの年間契約を月払いにする例です。月単位の契約とは月額と端末の扱いが異なります。

STORESの月単位の契約は月額3,960円で、端末も購入が必要です。上の「年間契約・1台貸出」とは費用が違うため、以下の表には混ぜていません。

低い手数料率が適用されるのは、対象条件を満たす店

カード手数料は、お客さまが使うブランドでも変わります。ここでは小規模事業者向けの料率が適用された店で比べます。

プランVisa・Mastercard/その他の主要4ブランド
Square2.5%/2.5%
STORES フリー2.48%/2.48%
STORES スタンダード1.98%/2.38%

その他の主要4ブランドはJCB・American Express・Diners Club・Discoverです。

Squareの2.5%は、事業全体の年間キャッシュレス決済額3,000万円未満、日本の中小企業に該当し、上場企業や企業グループと関連性がないなどの条件があります。対象外は3.25%〜などです。

STORESの中小特別料率も申請と条件確認が必要です。国内の中小企業者で、上場企業の持分法適用会社・連結子会社・フランチャイズ提携先ではなく、事業者全体の対象決済額が年間3,000万円未満であることなどが条件です。対象額には対面決済に加えて、STORES請求書決済や来店サービスの事前決済などを含み、STORES ネットショップのオンライン決済は含みません。通常料率はフリー3.24%、スタンダード2.98%です。

電子マネー・QR決済は、Squareが3.25%、STORESが3.24%で、上のカード料率とは別です。たとえばカードよりQR払いの多い店では、1.98%による節約を売上全体に見込まないようにします。

Visa・Mastercardの売上別に、初年度費用を比べる

月額利用料を払うプランでは、カード売上が多いほど、低い手数料で節約できる金額が増えます。見るべき数字は店の総売上ではなく、その手数料率が適用されるカードの売上です。

次の表は、毎月のVisa・Mastercardの対面売上が30万円または80万円で、12か月営業する店の試算です。前節の優遇料率が適用され、Squareでは手持ちの対応スマホと新しいリーダー、STORESでは新規導入の端末1台を使います。

プラン月30万円
初年度
月80万円
初年度
Square+リーダー94,980円244,980円
STORES フリー117,000円265,800円
STORES スタンダード・年間契約110,880円229,680円

表は、決済手数料・機器代・月額利用料を合計した概算です。通信費や印刷機器、振込手数料などは別途必要です。

月30万円の例では、リーダー代が小さく月額もないSquareの方が安くなります。月80万円では、STORESスタンダードの手数料差が月額分を上回り、STORESスタンダードの年間契約の方が安くなります。STORESが費用面で有利になる店もあるので、毎月のカード売上が分かっている店は、ブランドごとの金額で計算してみてください。

この条件では、Square+リーダーとSTORESスタンダードの初年度費用が同じになるのは、Visa・Mastercardの売上が月約55.5万円のときです。JCBなどの割合や、すでに持っている機器によって結果は変わります。自店の売上と機器に合わせた費用は、初年度費用の計算ツールで試せます。

申込み前は、次の順番で自店の条件を整理しましょう。

  1. Visa・Mastercard、ほかのカード、QR・電子マネーの月の売上を分けて控える。
  2. Squareは手持ちのスマホの対応とリーダー代、STORESは年間/月単位の契約と端末の購入/貸出を確認する。
  3. 必要な日までに入金されるかを確認し、ブランド別の売上と機器代・月額を合わせて選ぶ。

売上が入る日は、仕入れや家賃の支払日と合わせて見る

手数料が安くても、仕入れや家賃の支払日までに売上が振り込まれなければ、手元の資金で支払う必要があります。入金は、早さと操作の手間を一緒に比べます。

サービス・入金方法時期と手数料
Square・通常振込三井住友銀行・みずほ銀行は翌営業日。その他は水曜締め・金曜振込。無料
STORES・手動入金売上の翌日6時以降に依頼でき、依頼から1〜2営業日。10万円以上は無料、未満は200円(税込)
STORES・自動入金月末締め・翌月20日。土日祝なら翌営業日。金額にかかわらず無料

Squareの通常振込は自動です。STORESは、早めに受け取りたいときは手動で依頼し、月1回でよければ自動入金に設定できます。自動入金は前月末までの設定が前提です。STORESの自動入金は、入金対象の金額が1,000円未満の場合、翌月へ繰り越されます。

少額の出店売上をSTORESでこまめに引き出すと、振込手数料が積み重なる場合があります。反対に、まとめて10万円以上で依頼できる店なら、その費用を抑えられます。決済手数料の差と合わせて考えてください。

STORESのレジやネットショップも使うなら、在庫管理の手間まで比べる

店とネットショップで同じ商品を売る場合、在庫を別々に直す手間が負担になることがあります。STORESスタンダードはレジやネットショップの有料機能も含むため、決済手数料の節約だけで月額を判断する必要はありません。

今の在庫連携やレジの契約を置き換えられるなら、現在払っている料金も比較に入れます。逆に、決済しか使わない店は、カードの手数料と月額利用料を中心に比べれば十分です。

予約システムは、スタンダードですべての有料機能が使えるわけではありません。含まれるのはPOSレジ連携・広告非表示・メルマガ機能などです。申込み前に、サロンで必要な予約枠や機能がプランの対象に含まれるかを個別に確認します。出典:STORES「スタンダードプラン」(2026年10月8日確認)。

年間契約は自動更新です。解約を申し出た後も契約期間中は利用が続き、途中解約による返金はありません。貸出端末は解約時に返却します。季節営業や短期間の出店では、1年間使う予定があるかも確認します。

STORESを使うなら、月額と手数料を自店の売上で比べる

店用端末で会計したい、またはレジ・ネットショップもまとめたい店は、使う機能とカード売上を整理して比較できます。年間契約と月契約では、月額と端末の扱いが変わります。

月額と手数料の損益分岐を比べる

Squareが合うのは、今あるスマホで小さく始めたい店

まだカード売上が読めない店や、月数回の出店では、機器代と毎月の固定費を抑えて始められるSquareが選びやすくなります。紙を印刷しないならリーダー、タッチ対応カード中心ならスマホだけと、会計に合わせて準備できます。

必要な機器をもう少し具体的に決めたい方は、Squareの料金と初年度費用へ。導入を決めたら、店の情報と入金口座を用意して、無料アカウントの登録・審査へ進めます。

参考資料・出典
  1. STORES 決済の料金(確認日:2026年10月8日)
  2. STORES 決済端末2の仕様(確認日:2026年10月8日)
  3. STORES プラン概要(確認日:2026年10月8日)
  4. STORES 中小特別料率の適用条件(確認日:2026年9月12日)
  5. STORES 中小特別料率の申請(確認日:2026年9月12日)
  6. STORES スタンダードプラン(確認日:2026年10月8日)
  7. Square リーダー(確認日:2026年10月8日)
  8. Square 決済手数料と振込(確認日:2026年10月8日)
  9. Square 手数料の適用条件(確認日:2026年10月8日)
  10. STORES 決済 自動入金の最低金額(確認日:2026年10月21日)