料金比較

月額無料と低手数料、どちらが得?

月額無料プランと月額有料・低手数料プランを、年間売上と損益分岐で比較し、自店に合う方を判断する方法を説明します。

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  1. 比べる売上は、現金を除いた「対象カードの売上」
  2. 月額3,300円を回収するには、カード売上がいくら必要?
  3. 新しく端末を買う年は、月19万8,000円が境目
  4. 季節営業なら、売上のない月の月額も足す
  5. 候補が決まったら、端末込みの総額を出す

売上が少ないうちは月額無料が選びやすく、カード売上が増えると有料プランが安くなることがあります。 ただし「月額÷料率差」だけで分かるのは継続費用。初年度は端末代も入れて比べます。

比べる売上は、現金を除いた「対象カードの売上」

月商100万円の店でも、現金が60万円なら、100万円全体に決済手数料がかかるわけではありません。

さらに、カード・電子マネー・QRで料率は別です。まず、次の3つを分けて書き出しましょう。

分けるもの
現金売上 決済手数料の計算に入れない
Visa・Mastercardの売上 この例の低料率が適用される売上
ほかのカード・QR・電子マネー それぞれの料率で計算する

開店前で内訳が分からなければ、少なめ・多めの2通りで試算すると、無理な年間契約を避けやすくなります。

月額3,300円を回収するには、カード売上がいくら必要?

STORESのフリー2.48%と、年間契約のスタンダード1.98%を、Visa・Mastercardだけで比べます。

料率差は0.5ポイント。売上10万円につき、手数料が500円下がる計算です。

月の対象カード売上 月の手数料削減額 月額3,300円との差
10万円 500円 2,800円負担増
30万円 1,500円 1,800円負担増
66万円 3,300円 同額
100万円 5,000円 1,700円負担減

端末代を除いた分岐点は、3,300円÷0.005=月66万円です。STORESの対象となる小規模事業者の料率を使用しています。

新しく端末を買う年は、月19万8,000円が境目

フリーでは端末27,720円を購入。スタンダードの年間契約では1台を無償で借りられます。

そのため、両方とも端末がない状態から始める初年度は、固定費の差が小さくなります。

(年額39,600円−端末27,720円)÷0.005=年237万6,000円。

12か月で割ると月19万8,000円です。月66万円と矛盾しているのではなく、比較する費用が違います。

貸出端末は解約時に返却が必要です。無料でもらえる端末として扱わないでください。

季節営業なら、売上のない月の月額も足す

年間契約の固定費39,600円は、営業が3か月でも12か月でも同じ前提です。

例えば営業月のカード売上が100万円でも、年3か月なら年間売上は300万円。料率差による年間削減額は15,000円で、固定費39,600円には届きません。

「忙しい月の売上」ではなく、1年間の対象カード売上の合計で判断しましょう。

候補が決まったら、端末込みの総額を出す

費用は次の式でそろえます。

初年度費用=端末代+12か月分の固定費+年間の決済手数料

スマホ、プリンター、通信、振込手数料が増える場合は、それも加えます。有料プランで業務が減るなら、その価値は費用とは分けて判断してください。

料金条件はSTORES公式の料金表で最終確認できます。

参考資料・出典
  1. Square 決済手数料(確認日:2026年9月8日)
  2. STORES 決済 料金プラン(確認日:2026年9月8日)