決済サービスの選び方

BeautyPay(ビューティーペイ)の手数料と対象店舗|乗り換え費用を比較

BeautyMerit・KANZASHIを利用する対象業種の店舗向けに、BeautyPayの対象条件、ブランド別料率、月の手数料差額と入金日、旧契約を含む乗り換え費用を整理します。

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個人で仕事を受けていたときに決済サービスを使い、比べにくさに困った経験から、小さなお店向けのサービスを同じ基準で比べています。

美容室の店主が受付で二つの明細を比べ、汎用決済端末と電卓を使って費用を考えるイメージ。
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  1. BeautyMerit・KANZASHIの契約と、店の業種を確認する
  2. スモールプランは、会社規模と年間カード売上の両方で判断
  3. ブランド別の売上を分けると、月の差額が分かる
  4. 入金は月二回。前半の売上は月末、後半は翌月15日
  5. 初期費用・端末代は0円。旧契約の解約費用も合わせて比べる
  6. 審査と設定を見込み、旧端末を止める日を後から決める

BeautyPayは、BeautyMeritまたはKANZASHIを利用する対象業種の店向けです。 美容室・理容室のほか、ネイル・まつげやマッサージ・リラクゼーション、鍼灸・接骨・整骨院も対象です。エステ・脱毛を提供する店舗は対象外です。

自分の加盟店明細から、切り替えた場合の手数料を比べられます。対象の小規模店ではVisa・Mastercardの料率が1.96%ですが、店の規模・業種・年間カード売上で適用プランが変わります。自店に適用される料率で比べましょう。

BeautyPayは、対象業種の店が予約サービスと組み合わせて使う決済サービスです。今の予約やPOSレジを使い続けながら、決済契約を切り替えるときに検討できます。POSレジも替えたいときは、会計・商品・売上を管理する機能を別に選びます。

BeautyMerit・KANZASHIの契約と、店の業種を確認する

利用中の予約サービスと業種を、次の表で照合します。

店の条件判断
対象業種で、BeautyMeritまたはKANZASHIを利用中適用プランとブランド別料率を検討する対象
どちらも契約していないBeautyPay単独での利用は不可。決済手数料だけを見て選ばない
エステ・脱毛サロンこの案内の対象外
会計・商品・売上を管理するPOSも替えたいBeautyPayにはPOS機能がないため、レジは別に検討する

予約サービスも新しく契約する店は、その初期費用と月額を加えて比べます。すでに契約している店は、今の決済サービスとBeautyPayで、初期費用・月額・手数料を比べます。

BeautyPayの対象条件に合わない店や、予約サービスを新しく契約せず決済だけを追加したい店は、小さなサロンのキャッシュレス決済で、今の予約・レジを残して使う方法から比べられます。

スモールプランは、会社規模と年間カード売上の両方で判断

低い料率が適用されるスモールプランは、会社の規模だけでは決まりません。カードブランドごとの年間売上も条件に入ります。複数店を営む場合は、一つの店舗だけの売上で判断せず合算します。

スモールプランの主な条件見る数字・区分
事業者の規模資本金・出資金5,000万円以下、または従業員100人以下
企業・店舗の区分上場企業のグループや、上場企業のフランチャイズ加盟店は対象外
Visaの年間売上2,000万円以下。複数店は合算
Mastercardの年間売上1,000万円以下。複数店は合算

実際の適用は、店の業種とブランドごとの審査を含めて決まります。加盟店明細の直近一か月だけでなく、年間集計を用意すると、自分の店がどのプランに入るかを相談できます。

一般美容室の標準プランと比べると、料率には次の差があります。

カードブランドスモールプラン標準プラン
Visa・Mastercard1.96%一般2.69%/理容室・床屋1.96%/鍼灸・接骨・整骨院2.39%
JCB・American Express2.20%2.98%

標準プランのVisa・Mastercardは業種によって料率が異なります。一般美容室の区分を他の業種へそのまま当てはめず、登録する業種を伝えて適用料率を確認しましょう。

公式の新規スモールプランの紹介によると、交通系電子マネーは1.98%、その他の電子マネーは2.98%、QRコードは3.35%です。標準プランも同じ条件と決めず、使う支払い方法と自店の料率を確認します。

ブランド別の売上を分けると、月の差額が分かる

直近の加盟店明細から、ブランド別の売上と手数料を拾います。自分の店に適用されるBeautyPayの料率で月の費用を比べると、いまとの差が分かります。

次は、一般美容室の料金区分で、Visa・Mastercardが月50万円、JCB・American Expressが月20万円、現在の料率を両方とも仮に3.24%とした試算です。

決済の構成月の手数料現在との差
現在:両方とも3.24%と仮定22,680円—
BeautyPayスモール14,200円8,480円少ない
BeautyPay標準・一般美容室19,410円3,270円少ない
同じ月のカード売上で、現在の料率3.24%を仮定した22,680円、BeautyPayスモール14,200円、一般美容室の標準19,410円を比べる図。
Visa・Mastercardが月50万円、JCB・American Expressが月20万円の試算です。現在の両方の料率は3.24%と仮定。適用料率とブランド別売上で結果が変わります。

現在すでに低い料率で契約している店では差が小さくなります。使うブランドや売上の比率が変わると、月の差額も変わります。

自分の店では、次のメモを一枚作れば相談に持っていけます。

  • 直近一か月のブランド別カード売上と、実際に引かれた手数料。
  • 今の契約の料率、月額料金、振込手数料。
  • 複数店を合算したVisa・Mastercardの年間売上。
  • BeautyMerit・KANZASHIの契約状況、店舗数と業種。

端末や入金費用も含めて比較すると、料率の差が小さくても選択が変わることがあります。月額と料率を一緒に見る考え方は、月額無料と低手数料の比べ方で整理しています。

入金は月二回。前半の売上は月末、後半は翌月15日

BeautyPayの入金は、1〜15日の売上が当月末、16日〜月末の売上が翌月15日という区切りです。家賃・材料費・給与の支払日と並べて、口座に入る日を確認します。

1〜15日に売れた分

同じ月の月末に入金。たとえば4月前半の売上は4月末。

16日〜月末に売れた分

翌月15日に入金。たとえば4月後半の売上は5月15日。

売上期間ごとに入金日が分かれます。銀行休業日の扱いは、契約時の案内で確かめます。

手数料の差とともに、入金日が店の支払日に間に合うかも確認します。月末までに支払う材料費があるなら、前月後半分と当月前半分のどちらを使うか、現金や口座の残高と合わせて予定を立てます。

初期費用・端末代は0円。旧契約の解約費用も合わせて比べる

BeautyPayの初期費用・月額費用・端末代・振込手数料は0円で、決済手数料がかかります。乗り換えの予算には、旧サービスの解約金や端末返却費、契約が重なる期間の月額も含めておきます。

サロンの店主が、紙のメモと電卓で毎月の売上と費用を確認する場面のイメージ。
明細を比べる店主のイメージ。毎月の手数料に加えて、解約・返却時の費用も確認します。
費用・準備切替前に見ること
BeautyPay側適用プランの決済料率、無料となる費用の範囲、追加利用の料金
旧契約側解約できる日、解約金、返却が必要な機器、返送費用、残る月額
端末と回線設置場所と電源、店の固定回線・Wi-Fi、接続設定
重なる期間審査・設定中に旧端末を残す期間と、二つの契約の費用

旧サービスの契約書や窓口で解約・返却にかかる金額を確認し、毎月の手数料差額と比べます。たとえば月の差額が小さい店では、一時的な切替費用を回収するまでの期間も判断材料になります。

回線は固定回線のWi-Fiが推奨されています。カウンターの固定回線とWi-Fi、電源を確認し、端末の接続を準備します。

審査と設定を見込み、旧端末を止める日を後から決める

導入審査の目安は約二か月で、カードブランドなどによって異なります。全てのブランドが同じ日に使えるとは限りません。申込日の時点で切替日を固定するよりも、使いたいブランドの利用開始を確かめてから旧契約を終える日を決めます。

1. 対象と費用を相談

予約サービスの契約、業種、会社規模、年間売上、加盟店明細を用意。

2. 申込・ブランド審査

必要書類を提出し、使いたいカードごとの審査予定を聞く。

3. 端末と回線を設定

設置・接続・会計操作を準備し、利用できる支払い方法を確かめる。

4. 店の切替日を決める

旧契約の解約と端末の返却を手配。売上を照合し、スタッフに切替予定と操作を伝える。

約二か月は審査の目安です。旧サービスの解約は、新しい決済が使える予定と合わせて決めます。

問い合わせでは、「BeautyMeritを契約している美容室1店舗です。Visa・MastercardとJCB・American Expressを使い、今の月の売上と料率はこの明細のとおりです」と伝えます。複数店なら店舗数と合算した年間売上を添えます。

相談では、次の3点を聞くと切替予定を決めやすくなります。

  • 自店の料金:契約状況と年間売上で、どのプラン・料率になるか。
  • 切替までの準備:必要なブランドが使える見込みと、端末設定を誰が行うか。
  • 旧契約と入金:解約・返却にいくらかかり、入金日が材料費などの支払日に合うか。

この3点を確認して、切替日と必要な予算を決めます。

参考資料・出典
  1. BeautyPay 公式サイト・料金・よくある質問(確認日:2026年10月21日)