予約の無断キャンセルに備えるには?リマインドと事前決済の選び方
予約を忘れられる、直前に空きが出ると困る小さなサロンへ。来店前の通知、事前決済、キャンセル時の請求の違いを整理し、Square予約とfreee予約の機能・費用を比較します。
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予約の無断キャンセルに備えるなら、まず来店前の通知と、変更・キャンセルを連絡できる案内を整えます。長い時間枠や準備の必要なメニューでは、予約時に代金を受け取る事前決済も候補になります。
通知は、予定を思い出してもらうためのもの。事前決済は、来店前に支払いを済ませてもらうためのものです。役割が違うので、どちらか一つを入れれば問題がすべて解決するわけではありません。
ひとりで施術と受付をする店でも続けられるよう、何を自動化し、何を店で確認するかを分けて考えましょう。
まず、予約日時と変更方法が伝わっているかを見る
予約を受けた直後に日時を案内していても、数週間先ならお客さまが忘れてしまうことがあります。来店前にもう一度知らせる通知が「リマインド」です。
通知では、日時・メニュー・場所に加え、来られなくなったときの連絡方法が分かることが大切です。予約完了メールや予約ページを、お客さま側の画面で一度見てみましょう。
「変更は電話で」と書くなら、施術中に出られない場合の連絡方法も決めます。返事を待っている間に予約時刻を過ぎてしまうようなら、フォームやメッセージなど、店で確認できる窓口を案内する方法があります。
通知を増やす前に、届いた案内だけでお客さまが行動できるかを確かめると、店への問い合わせも整理しやすくなります。
リマインド、事前決済、キャンセル時の請求は別の機能
言葉が似ていても、お金が動くタイミングは違います。サービスを選ぶときは、自分の店がどこまで必要としているかを整理してください。
| 方法 | 何のために使うか |
|---|---|
| 来店前のリマインド | 予約を思い出してもらい、変更があれば連絡してもらう |
| 予約時の事前決済 | 来店前にサービスの代金を受け取る |
| キャンセル時のカード請求 | 予約時に示した条件に沿って、後からキャンセル料を請求する |
事前決済を使っていても、店側の都合で休業する場合や、お客さまから変更を受け付ける場合はあります。その際に、日程変更で対応するか、返金が必要かを店が判断することになります。
また、カードを登録してもらう機能があっても、必ず請求に成功するとは限りません。システムが用意する機能と、お客さまへの説明・個別対応を分けて準備しましょう。
予約を忘れないための通知は、無料プランから使える
Square予約とfreee予約には、無料プランでも来店前の通知があります。最初からキャンセル料の請求機能まで契約せず、まず通知の届き方を確認する方法があります。
| サービス | 無料プランで使う通知の特徴 |
|---|---|
| Square予約 | メールとSMSによる自動リマインダー。フリープランは1アカウントにつき1店舗限定 |
| freee予約 | 来店前日のリマインドメール。Starterプランでは送信時刻や本文を変更できない |
freee予約は、Businessプランで通知時刻や本文を調整できます。月払い3,980円、年払い38,160円(月換算3,180円)です。前日の定型通知で足りるなら、通知のためだけに有料化する必要はありません。
メールアドレスの誤入力や、予約した時刻によっては通知が届かないことがあります。freee予約ではリマインドの予定時刻を過ぎてから入った予約などは送信対象外になるため、直前予約も受ける店はその扱いを確認してください。
Square予約では、来店前のリマインダーと、有料プランの「自動予約確認」は別の項目です。通知という言葉だけで判断せず、無料で必要な案内ができるかから見ていきます。
事前決済は、準備や長い時間枠のあるメニューから検討する
たとえば、材料を用意する体験教室や、長い時間を一人のために確保する施術では、直前に予約がなくなる影響が大きくなります。そうしたメニューで、予約時に代金を受け取る方法を検討できます。
一方、当日の相談でメニューや金額を決める店では、先に全額を払ってもらう流れが合わないこともあります。予約ページに載せる価格と、実際に提供する内容が一致する範囲から始めましょう。
Square予約とfreee予約は、無料プランでも事前決済を利用できます。ただし、決済するたびに手数料がかかります。
| オンラインで8,000円を事前決済する例 | 決済手数料 |
|---|---|
| Square予約:3.6% | 288円 |
| freee予約:6% | 480円 |
2026年9月13日の公式情報による計算です。freee予約には、決済手数料とは別に、売上の振込1回につき250円がかかります。この250円は予約1件ごとにかかる費用ではありません。有料プランを使う場合の利用料も表には含めていません。
月額無料という理由だけで決めず、予約件数と事前決済にする金額で比べてください。料金全体や店頭会計とのつながりは、Square予約とfreee予約の比較でも確認できます。
後からキャンセル料を請求したいなら、必要なプランが変わる
Square予約には、予約時にカード情報を入力してもらい、キャンセルポリシーに違反した場合に請求できる機能があります。この無連絡キャンセル対策は、プラス以上の対象です。プラスの利用料は1店舗あたり月額3,000円です。
オンラインの事前決済3.6%とは別に、保存済みカードを使う無連絡キャンセル料などの決済手数料は3.75%です。無料プランで事前決済が使えることと、この有料機能を混同しないようにしましょう。
公式ヘルプでは、キャンセル料の請求期間は当初の来店予定日から14日後までとされています。請求が承認されない場合は、別の支払い方法を含めてお客さまへの連絡が必要です。
店としては、予約を受ける前に条件を伝え、実際の状況を確認して対応します。機能の設定だけで一律に対応を済ませようとせず、店側の休業や日程変更などの扱いも決めておきましょう。
導入前に、通知から変更・返金まで一度たどってみる
予約ページを公開する前に、通知の内容と支払い後の案内を確認します。決済を伴う操作はサービスの案内に従い、テストのつもりで不用意に本番の請求をしないようにしてください。
日時・金額・変更方法・キャンセル時の扱いが読めるか確認する。
通知に必要な情報があり、店へ連絡できるか確認する。
誰が予約を変更し、返金の要否と処理状況を確認するか決める。
事前決済済みの予約を取り消す場合は、予約を消す操作と返金処理が同じかを確認します。お客さまへの返信には、変更を受け付けたことと、支払いをどう扱うかを分けて書くと伝わりやすくなります。
まず通知と連絡方法を整え、それでも準備費用や予約枠への影響が大きいメニューで事前決済を検討する。 この順番なら、お客さまの予約のしやすさと、店の運用の両方を見ながら導入できます。
参考資料・出典
- Square 予約の料金プラン(確認日:2026年9月13日)
- Square 予約キャンセルポリシーと前払いポリシーを管理する(確認日:2026年9月13日)
- freee予約 料金プラン(確認日:2026年9月13日)
- freee予約 予約リマインドメールについて(確認日:2026年9月13日)
- freee予約 かんたんネット決済について(確認日:2026年9月13日)