POSレジの選び方

スマレジとfreee会計を連携するには?取り込める売上と導入費用

スマレジの1日分の売上をfreee会計へ取り込む方法と、必要な有料プラン・導入費用を説明。現金・カード売上の記録先、後日の入金、返品や売上を修正した後の確認も紹介します。

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個人で仕事を受けていたときに決済サービスを使い、比べにくさに困った経験から、小さなお店向けのサービスを同じ基準で比べています。

閉店後に店主がレジとパソコン、売上の控えを見比べるイラスト。スマレジとfreee会計、売上連携と入金の確認。

閉店後、売上の記録と入金を照合する。

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  1. 1日分の売上をfreee会計へまとめて取り込める
  2. 連携にはスマレジのプレミアム以上が必要
  3. 現金売上とカード売上の記録先を分けて設定する
  4. カード会社からの入金を、もう一度売上として登録しない
  5. 売上を取り込んだ後の修正はfreee会計でも確認する
  6. 相談には、一日の売上と入金明細の例を持っていく

閉店後に、レジで出した売上をfreee会計へ入力し直していませんか。スマレジの1日分の売上を取り込めば、この転記の手間を減らせます。

連携に必要なのは、スマレジのプレミアム以上のプランです。利用料は1店舗月5,500円(税込)から。freee会計の契約料と、レジ機器代は別にかかります。

売上を取り込んだ後も、カード会社からの振込額や決済手数料の確認は必要です。売れた日の売上と、後日銀行へ振り込まれるお金を分けて記録しましょう。

1日分の売上をfreee会計へまとめて取り込める

freee会計に入るのは、店舗ごとの1日分の売上合計です。スマレジで「日次締め」を済ませた売上が、freee会計の「取引」として登録されます。銀行の明細を取り込む場合とは違い、明細から一件ずつ取引を作る必要はありません。

お客さま一人ずつの購入明細は、freee会計へ移りません。どの商品が売れたかはスマレジで確認し、帳簿に必要な売上はfreee会計で記録します。

1. スマレジで日次締め

現金・カードなど、支払い方法を正しく記録した一日の売上を締める。

2. freeeへ売上を取り込む

店舗ごとの1日分の売上を記録する。現金やカードなど、支払い方法ごとに記録先を決める。

3. 後日の入金を照合

銀行へ入った金額と決済手数料を確認する。口座間の移動か、未決済取引への入金として記録する。

売れた日と、銀行口座へ入った日は別です。入金処理は取込み方法に合わせて行います。

閉店後に売上表から会計ソフトへ数字を写しているなら、2の作業を連携に任せられます。レジ締めで現金を数えたり、差額の理由を調べたりする作業は残ります。レジ締めの現金照合では、現金が合わないときの確認順を調べられます。

連携にはスマレジのプレミアム以上が必要

スマレジの無料スタンダードでは、freeeへの標準の売上取込みは利用できません。売上連携を始めるための候補はプレミアムです。電話サポートや自動釣銭機が必要なら、その機能を含む上位プランを選びます。

契約・機器費用の考え方
スマレジのプレミアム1店舗月5,500円(税込)
freee会計今の契約料を別に加える。個人・法人と必要な申告機能で選ぶ
レジ機器と導入支援対応iPad、必要なプリンター・ドロア、商品登録や設定支援を足す

すでにfreee会計を契約している店なら、導入によって増える費用は、主にスマレジの利用料と新たに必要な機器・支援です。両方を新規にそろえる店は、それぞれの契約料を合計します。

1店舗で両方を新規契約する場合の、ソフト利用料の年額例です。

ソフト契約例年額(税込)
スマレジプレミアム・1店舗・12か月66,000円
freee会計個人向けスターター・年払い12,936円
ソフト利用料の小計上記2契約78,936円

freee会計のスターターは年払い11,760円(税抜)を税込に換算しています。機器代・設定支援・通信費は別です。消費税申告が必要な個人事業主は、申告機能を含むプランで費用を出してください。

標準の売上連携に、請求書を作る追加アプリは必要ありません。スマレジの売掛金から請求書も作りたい場合は、追加アプリを検討します。追加アプリや設定代行を使う場合は、その費用を見積もりで分けてもらいましょう。

現金売上とカード売上の記録先を分けて設定する

使い始めるときは、スマレジ側でAPIの「店舗情報参照」と「日次締め情報参照」を設定します。その後、契約IDとアクセストークンをfreee側へ登録します。アクセストークンは連携に使う認証情報なので、公開する商品表や見積もりメモには載せません。

freee会計では、現金売上とカード売上をそれぞれどこに記録するか設定します。設定画面の「取込み先口座」で、支払い方法ごとの記録先を選びます。勘定科目と税区分も合わせて設定してください。

スマレジでカード・電子マネー・商品券を区別して記録しておけば、freeeへの取込みでもその違いを使えます。

閉店後に店主と経理の担当者がレジの売上、控え、パソコンの記録を照合する場面のイラスト。
現金・カード売上の記録先や、後日の入金の記録方法を経理担当者と確認する。

「未決済として取り込む」を選ぶと、支払い方法ごとの口座へ記録する場合とは、後日の入金の付け方が変わります。入金時に口座振替を記録する方法と、未決済の取引へ入金を登録する方法があります。どちらを使うかは、今の記帳方法に合わせて経理担当者と決めておきます。

カード会社からの入金を、もう一度売上として登録しない

例:カード売上10,000円、決済手数料300円の場合、銀行への入金は9,700円です。

記録する場面見る金額と役割
スマレジから売上を取り込む売上10,000円を記録する
決済事業者の明細を確認する売上に対応する手数料300円を確認する
銀行入金を確認する入金9,700円と手数料300円が、売上10,000円に対応するか確認する。入金は取込み方法に合わせて記録する

すでに取り込んだ売上に、銀行入金をもう一度売上として加えると二重登録になります。銀行連携の明細と決済事業者の明細を使い、設定した口座の間の移動や、未決済取引への入金として処理します。手数料の勘定科目・税区分は、利用する決済サービスと経理方針に合わせて確認してください。

売上を取り込んだ後の修正はfreee会計でも確認する

freeeへ取り込んだあとでスマレジの売上を直しても、その修正はfreeeへ自動反映されません。取り込んだ取引を確かめ、必要な修正をfreee側で行います。

返品の情報は、返品そのものの項目としては取り込まれません。スマレジの「日次締め情報」に、返品の金額データがないためです。一方、現金売上などの集計がマイナスなら、売上キャンセルとして支出取引が作られます。返品が多い店は、自店の返品例を経理担当者と確かめ、freee側でどこを修正するか確認しておきます。

8%と10%が混じる値引きやマイナス売上では、取込み後に税区分の修正が必要になる場合があります。初回の取込みでは、売上合計と税区分の両方を確認します。

売上は日別に扱われますが、反映はリアルタイムではありません。自動同期の頻度は設定で確認し、必要なときは手動同期します。複数店舗なら、対象の全店舗で日次締めを済ませてから取り込むと、一部の店舗の売上を取り込み忘れることを防ぎやすくなります。

売上が取り込まれないときに確認すること

  • 対象店舗で、その営業日の日次締めが済んでいるか。
  • 取り込みたい店舗と日付が、同期の対象に含まれているか。
  • 契約IDやアクセストークンなど、両サービスの連携・認証設定に変更がないか。
  • 支払い方法や部門など、取込み先の対応付けが意図した設定になっているか。

取込み後のスマレジ修正はfreeeへ自動反映されません。過去のfreee取引を削除すれば再同期で元どおりになるとは考えず、既存取引とレジの集計を照合し、必要な修正方法をfreeeのサポートや経理担当者へ確認します。

相談には、一日の売上と入金明細の例を持っていく

スマレジを導入する前に、現金・カード・電子マネーが混じる一日の売上例と、後日振り込まれる決済明細の例を用意します。個人情報を除いた資料で、日次締めからfreeeへの取込み、入金の照合まで説明を受けます。

商品数と店舗数、現在のfreee会計プランも伝えれば、必要なPOSプランと機器を相談できます。レジ側の導入はスマレジへ、freeeの取込み設定と記帳方法はfreeeのサポートや経理担当者へ確認すると、それぞれの担当がはっきりします。

まずはスマレジ相談前の準備で店の条件をそろえ、閉店後に何を転記しているかを伝えてみてください。

参考資料・出典
  1. freee スマレジの売上データを取り込む(確認日:2026年10月21日)
  2. スマレジ freee会計との連携設定(確認日:2026年10月21日)
  3. スマレジ 外部システム連携(確認日:2026年10月12日)
  4. スマレジ 料金プラン(確認日:2026年10月12日)
  5. freee会計 個人向け料金(確認日:2026年10月12日)