入金と資金繰り

USEN PAYは売上金を最短翌日に入金|対象・利用料・申込条件

仕入代の支払いに備えたい飲食店へ。店舗用キャッシュレス決済端末USEN PAYの通常入金と、売上金を最短翌日に入金するサービスの違い、対象のカード・交通系電子マネー、指定口座、2026年11月からの利用料、導入相談で聞くことを整理します。

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個人で仕事を受けていたときに決済サービスを使い、比べにくさに困った経験から、小さなお店向けのサービスを同じ基準で比べています。

店舗用キャッシュレス決済端末USEN PAYで売上金を最短翌日に入金。仕入れの支払いに備える。対象・利用料・申込み条件。飲食店で野菜を受け取る店主。
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  1. 明日の仕入れに、今日のカード売上を使いたい店へ
  2. 通常はカード月2回。対象の売上金は最短翌日に入金できる
  3. 最短翌日に入金できる売上金はカードと交通系。QRコードは月1回のまま
  4. カード料率への0.2%加算は、銀行振込手数料とは別の費用
  5. 売上金を最短翌日に入金するには、指定口座と申込みが必要
  6. 仕入代を払える預金があるなら、通常入金も候補になる
  7. 導入相談では、業態・売上の内訳・仕入代の支払日を伝える

売上はあるのに、明日の仕入代に回せる預金が少ない。そんな飲食店には、店舗用キャッシュレス決済端末のUSEN PAYが候補になります。対象のカード・交通系電子マネーの売上金を最短翌日に入金するサービスを選べます。土日祝も入金に対応しています。

ただし、店のすべてのキャッシュレス売上が翌日に入るわけではありません。QRコードや交通系以外の電子マネーは対象外です。2026年11月1日以降の売上取引分から、カード決済手数料率にサービス利用料0.2%が加算されます。電子マネー決済は加算の対象外です。新規申込みの一部にはすでに適用されているため、入金を早める必要があるか、追加費用も含めて検討しましょう。

明日の仕入れに、今日のカード売上を使いたい店へ

食材の仕入れが日々発生する店では、店頭で決済された日と、銀行口座にお金が入る日の差が気になります。週末にカード売上が増えても、入金前に次の仕入れや支払いが来ることがあるためです。

USEN PAYの通常入金では、カード売上を半月ごとにまとめて受け取ります。対象の売上金を最短翌日に入金するサービスなら、次の仕入れまでに入金を受けたい店に役立ちます。

利用できる業種は、飲食業の一部と不動産業です。飲食店でも対象外があるため、店の業態を伝えて確認してください。サービスを新規導入するときに、売上金を最短翌日に入金するプランを希望すると相談を進めやすくなります。

通常はカード月2回。対象の売上金は最短翌日に入金できる

通常のカード入金と翌日入金の違いは、売上をまとめて待つか、決済日の翌日に受け取るかです。

通常のカード入金

1〜15日の売上↓その月の末日

16〜末日の売上↓翌月15日

売上金を最短翌日に入金

対象カード・交通系の売上↓最短で決済日の翌日

土日祝も指定口座へ
別途申込み・利用料あり

対象決済だけ入金を早められます。QRコードや交通系以外の電子マネーの入金日は変わりません。

通常入金では、月末の振込予定日が金融機関の休業日なら前営業日、翌月15日の予定日が休業日なら翌営業日です。USEN PAYの公式サイトによると、翌日入金は土日祝を含む決済日の翌日に振り込まれます。

入金額は売上全額ではなく、決済手数料や課税分の消費税などを差し引いた額です。取消しなどによる売上のマイナスも精算に含まれるため、仕入予算には実際の振込予定額を使いましょう。

最短翌日に入金できる売上金はカードと交通系。QRコードは月1回のまま

お客さまがよく使う支払方法によって、早く受け取れる金額が変わります。

決済の種類通常の入金売上金を最短翌日に入金するサービス(利用料あり)
対象カード1〜15日分は月末、16〜末日分は翌月15日最短翌日。カード料率に0.2%加算
交通系電子マネー月末締め・翌月末最短翌日。0.2%加算の対象外
QUICPay・iD・nanaco・WAON・楽天Edyなど月末締め・翌月末通常どおり
QRコード決済月末締め・翌月末通常どおり

たとえば、月のキャッシュレス売上が60万円で、カードが40万円、交通系が5万円、QRコードが15万円の店を考えます。対象となる売上はカードと交通系の計45万円です。QRコードの15万円まで翌日に受け取れる計算にはしません。いずれも手数料などを引く前の売上例です。

カードや交通系が多い店ほど、早められる入金も多くなります。QRコード中心の店は、入金を早められる額が小さい場合があります。今の決済明細から、支払方法ごとの売上を調べておくと判断しやすくなります。

カード料率への0.2%加算は、銀行振込手数料とは別の費用

2026年11月1日以降に成立した売上取引分から、サービス利用料としてクレジットカード決済手数料率に0.2%が加算されます。電子マネー決済はこの加算の対象外です。新規申込みの一部には、すでに加算が適用されています。

この0.2%は銀行への振込手数料ではなく、入金サービスの利用料です。たとえば契約料率が3.25%なら3.45%になります。自店のカード料率と適用開始日をそろえ、加算後の費用で比べます。

飲食店主が野菜と仕入れ用のカレンダーを前に支払いの日程を考える場面

費用を比べるときは、入金サービスの利用料だけでなく、USEN PAYの月額0円〜の条件や通常の決済手数料も含めて考えます。全体の費用はUSEN PAYの料金と月額0円〜の条件にまとめています。

売上金を最短翌日に入金するには、指定口座と申込みが必要

翌日入金は、USEN PAYを契約すれば自動で使えるサービスではありません。新規申込み時に、翌日入金のプランを選ぶ案内です。

振込先には、**ドコモSMTBネット銀行の口座(法人第一支店または新規開設)**が必要です。別の銀行にある今の店用口座を、そのまま翌日入金先にはできません。口座の開設方法は、申込み時に確かめてください。

口座も自動開設されません。USEN PAY申込み時に開設を希望した人へ、銀行から案内される流れです。開店日が近い店は、決済の審査だけでなく、口座の準備と翌日入金の開始時期を一緒に聞きます。

また、翌日入金を使う場合は、ボーナス一括払いとJCBの2回払いを利用できません。高額の会食や宴会などで支払回数を選べるようにしたい店は、普段の会計方法も伝えて相談してください。

仕入代を払える預金があるなら、通常入金も候補になる

入金が早いほど便利に感じますが、仕入先への支払いまでに通常入金が間に合う店もあります。毎日の売上を翌日に受け取る必要が小さければ、加算費用を抑える選択もできます。

店の状況比べたいこと
日々の仕入れが多く、カード・交通系の売上も多い仕入代の支払日に間に合うか、追加費用はいくらか
仕入れが月末払いで、支払いに備えた預金がある通常入金でも支払日に間に合うか
QRコード決済の割合が高い翌日に早められる売上がどれくらいあるか

「入金を早めたい」という希望に加えて、仕入先へ払う日と金額も整理します。売上日・入金日・仕入代の支払日をカレンダーに書き込むと、早く受け取る必要がある期間を見つけやすくなります。

導入相談では、業態・売上の内訳・仕入代の支払日を伝える

売上金を最短翌日に入金するサービスを検討したい店は、次の情報を用意すると、必要な費用と日程まで相談できます。

  • 飲食店の業態、住所、新規開業か決済会社の切替か。
  • カード、交通系、その他電子マネー、QRコードの月間売上。
  • 主な仕入先への支払日と、通常入金では間に合わない金額。
  • 導入希望日、指定口座の準備状況。
  • 入金サービスの加算料率、対象売上、適用開始日として確認したいこと。

カード売上を待たずに次の仕入れを進めたい店は、まず対象になるかを確かめます。自店の売上で加算後の費用が分かれば、通常入金と比べて、翌日入金を選ぶか決められます。

参考資料・出典
  1. USEN PAY よくある質問・翌日入金サービス(確認日:2026年10月21日)https://usen.com/service/payment/faq/
  2. USEN PAY 料金・通常入金と翌日入金の条件(確認日:2026年10月16日)https://usen.com/service/payment/price/
  3. USEN PAY 公式導入案内(確認日:2026年10月16日)https://usen-shukyaku.jp/usen-pay_af/index.html
  4. USEN PAY 翌日入金の対象と指定口座(確認日:2026年10月21日)https://usen.com/service/payment/faq/